AppleイベントにてM1チップ搭載の新型iPad Proが発表されましたね。これに合わせてProcreateの次期アップデート「バージョン5.2」の情報が公開されています。読み込んだ3Dモデルへのペインティングやインターフェースの改良、音声によるコントロール?など最新技術をいち早く取り入れたアップデートとなるようです。
3DモデルへのペイントとAR表示機能で平面から立体へキャンバスの世界が広がる
過去のアップデートでは画面に映し出した自分の顔にペイントできる「FacePaint」という機能もありましたが、今回のアップデートではさらに3Dモデルを読み込んでのペイントやARでのプレビュー表示などが追加され、3Dペイント機能が大きく進化しています。
AR機能や「FacePaint」のようなiPadのカメラを使った機能は、対応するiPadモデルが少ないため今まで知名度が低かったように思います。今回の新型iPad ProのリリースでiPadの高機能なカメラの使い方が認知されていくことに期待したいですね。
3Dモデルへのペインティング機能は、今までモデリングアプリ内で行っていた人が多いのでしょうが、ProcerateでもできるようになればiPadやMacアプリとの連携がより広まるでしょう。
具体的な機能はまだわかりませんが、3DモデルのテクスチャをProcreateで作成して出力できるようになればかなり便利だと思います。
そのほか、今回公開された新機能としてインターフェースの改良とオーディオフィードバックの2つがあります。スクリーンショットからはカラーパレットのスウォッチに大きめの表示モードが追加されていることが確認できます。VoiceOverを使用したオーディオフィードバックもどのような機能になるのか楽しみです。
新型iPad ProのデスクトップPC級のスペックに合わせて飛躍的に進化するかも?
公開された情報には出ていませんが、 新型のiPad ProはM1チップ搭載に加えて16GBの内蔵メモリが採用されているという情報があります。そうなれば大きなキャンバスを扱う際に問題となっていた最大レイヤー数の制約が大きく改善しそうです。
ほかにも動画編集や書類作成においても飛躍的に作業効率がアップするはずです。iPad Proを本格的に仕事で導入している人にとっては待望の新モデルとなりそうです。
コメント