「Chrome」アプリが最新のアップデートでiOS9のマルチタスキングに対応しています。
別のアプリを使っているときでもSplit ViewやSlide OverでさっとChromeを開けます。iPad Air2でしばらく使ってみてSafariとの違いを検証してみました。
Safariよりも優れているところ、劣るところ
SafariとChrome両方のアプリを使用してみた感じでは、Chromeの方が読み込みがスムーズで、動画再生などのメディアコンテンツの表示に優れている気がします。
デメリットとしては広告ブロックアプリが活用できなかったり、他のアプリからの連携が限られている点があげられます。
Chromeが広告ブロック機能を採用するとは思えないので、広告を排除したい人にはおすすめできません。
Chromeはタブ管理に優れているブラウザ
SafariではSplit Viewで1/2表示にしているとき、タブが非表示になります。でもChromeならタブは表示したままです。タブが多いときには重ねて表示され、タブをスライドして選ぶこともできます。
タブを常に表示したいときには断然Chromeが便利ですね。
SafariでもChromeでもCPU負荷は大差なし
System Statusを使用してSafariとChromeでCPU使用率を調べてみました。
Safariの方がCPU使用率は安定して低く、Chromeの方がばらつきが出ていますが大差はありません。
どちらかと言えばSafariの方がCPU使用率は低いようです。
System Status 5.4 | Split ViewでリアルタイムにメモリやCPU使用状況を表示できるメモリ管理アプリ – iPad Creator
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今回のアップデートでiPad版アプリの利便性が高くなりました。デスクトップでもChromeを使用していて、連携機能を使いたい人にとっては嬉しいアップデートではないでしょうか。
普段はSafariを使用している人でも、試してみる価値のあるアプリだと思います。
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