iPadにレシーバーを接続して細いデジタルペンを使って書くことができる「Byzero Studio Digital Pen」を購入したのでさっそくレビュー書きます。
このタイプのペンはiPenが圧倒的に知名度が高いのですが、こちらのペンはすでに発売されていて海外では購入可能です。使ってみると、やっぱり楽しかった!というところと解決すべき問題点もありました。そのあたりも含めてレビューしたいと思います。
iPenとほぼ同じ機能を持っているデジタルペン
こちらが到着したパッケージ。GOOD DESIGNのマークも見えますね。確かにデザインは洗練されていて良いです。
パッケージにはペンの位置を受信するレシーバーとデジタルペン、そしてケース(フェルトと布でできたもの)が収まっています。ケースの下にはペンに入れるボタン電池2個と説明書がありました。
レシーバーは思っていたよりもコンパクトで軽いです。ドックに差し込む側にペンの位置を受信するためのセンサーがありますので、これは塞いでしまわないように使いましょう。
電池を入れて、さっそく使用してみます。
現時点では正式に対応したアプリは、Byzeroから出ている以下の2種類のみです。
GoodNotesという手書きノートアプリでも動作はしますがベータ対応とのこと。
Studio Basic Plus (1.4.7) カテゴリー:仕事効率化 価格:500円 開発:Byzero Inc. |
Studio Basic Plus Free (1.1.7) カテゴリー:仕事効率化 価格:無料 開発:Byzero Inc. |
使用する前にキャリブレーションが必要
アプリを起動してレシーバーを接続したらすぐに使うことはできるのですが、キャリブレーション(ペンの描画位置調整)が促されます。iPadのタッチパネルでは中央と隅では描画位置がずれてくるらしく調整が必要なようです。
画面の9カ所をペンで押さえて、しっかりと描画ポイントを合わせます。
リストガードのおかげで手のひらを置いてもOK
ついに実現した完璧なリストガード機能。画面にペンを軽く当てるとしっかり反応して描画されますが手のひらは置いてもOK!ツールバー上では逆にペンでは操作できず、指でタップすると反応します。
アプリ内でペンが反応する領域と指で操作できる領域を設定できるようですね。
画像ではちょっと薄くて見辛いですが、ペンの位置を示すポインタも表示されました。
書きはじめの位置がわかりやすいので便利。てっきりiPenしか実装してないかと思ってたので意外でした。
いろいろとスケッチを試してみました。このアプリでは2種類のペンが切り替えて使用できますが、簡単なスケッチツールのみです。
キャリブレーションを行っていても、画面の隅では描画ポイントがズレてしまうのがすごく残念ですが、スケッチの楽しさは充分に味わえました。細かい文字を書くのはちょっと辛いかも。
描画ポイントがズレる問題は今後アプリの方で解決されると思われますが、今使えるこのアプリでは完璧なパフォーマンスは得られないようです。
以上、ひとまずファーストインプレッションでした。
使える機能はiPenと同じなので、このペンでもアプリさえ対応してくれたらかなり遊べると思いました。特にキャリブレーション機能については、今後の大きな課題でしょう。
本当にアプリ次第です。
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