Zen Brush 1.29 | 疑似筆圧再現モードの追加とIntuos Creative Stylus2に対応したアップデート

zenbrush
書道アプリとして、墨絵アプリとして人気の「Zen Brush」にまたまたユニークな機能が追加されました。今回のアップデートの目玉は、iOS8から可能になったタッチ面積の変化を認識する機能を利用した疑似筆圧再現モードです。
指や筆スタイラスを使ってダイナミックに太さを変化させることができます。

iOS8対応の疑似的な筆圧再現モード

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この「疑似的な筆圧再現」はiOS8でiPad上でのみ機能します。
タッチ面積の大きさを検知してブラシの太さを変化させることができます。
Appleの制約によりタッチ面積の変化は3〜4段階程度しか取得できないようで、現状では複雑な筆圧の差を再現することはできません。

しかしながらタッチ面積を変化させながら描く行為は、とてもアナログな楽しさがあります。

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「疑似的な筆圧再現」をONにするには、まずブラシサイズの調整スライダー右端にあるボタンを1回タップします。赤色のアイコンに切り替われば準備OKです。

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まずは指で試し書きしてみました。ブラシサイズは20.0設定。
指先で描くとき、指の腹で描くときで大きくサイズが変化しています。一度タッチしてからは指先が画面にちょっと着いているだけでも描き続けられるので、極細の線で描くこともできます。

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続けて期待していた筆タイプのスタイラスペン「Sensu solo」で描いてみました。
指よりは細かいところは描きやすいのですが、太さの変化は指の方がコントロールしやすいように感じました。筆先を押し付けるだけでは、最大サイズまで変化できない点も惜しいところ。

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Sensu Solo ブラシと一体型のスタイラスペン グリーン

筆タイプのスタイラスペンとしては、コシがあり一番使いやすいスタイラスペンですが、筆圧の変化に合わせやすくするにはもっと柔らかいものの方が向いてるのかもしれません。
アプリ側で調整ができれば使いやすくなりそうですが、まだベストな使い心地ではないようです。

楽しさは保証しますのでiOS8にアップデート済みの方はぜひお試し下さい。

Intuos Creative Stylus2に新しい相棒が追加

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Intuos Creative Stylus2を使用する場合、「Menu」リストから「External Accesories」→「Wacom Stylus Settings」を選択します。
「Use Wacom Stylus」スイッチをONにしてスタイラスペンのサイドボタン1を押すと接続されます。
パームリジェクションを使いたいなら、「Palm Rejection」もONにしておきましょう。

サイドボタン1とボタン2にはそれぞれアンドゥ/リドゥやブラシ切り替えなど好みの機能を設定できます。私は細かく調整しやすいサイズ(-)/(+)を割り当てています。

Intuos Creative Stylus2は筆圧のコントロールがやりやすいので、すでに購入済みのかたは遊んでみてはいかがでしょうか。(数少ない対応アプリですから…)
iPad縦位置での使用ではズレはが大きいので、SDKのアップデートに期待ですね。

ちなみにJot Touch with PixelpointのSDKもアップデートされており、描画位置ズレの補正や線の波打ちが改善されています。

Zen Brush (1.29)
カテゴリー:エンターテインメント
価格:¥100
開発:PSOFT

 

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