Editorialを使ってiPadだけでWordPressブログを更新するための5つのレシピ

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年末年始にブログの更新をすべてEditorialとiPadアプリだけで行えるように、環境を整えました。
まだまだ改良の余地はありますが、ブログに投稿するまで一通りのことが出来るようになったので、まとめておきたいと思います。

Snippetによく使うタグを登録する


編集にマークダウン記法を使用するかどうかで、準備するものがかなり変わると思います。マークダウンを使う方が編集はスマートになりますが、私の場合はタグ打ちでの更新になれているので、マークダウンは使わずに完結できるようにしました。(編集用のWorkflowがタグ出力ということも理由の1つです。)

よく使うタグはスニペットに登録して呼び出しています。

Workflowに画像編集ツールを追加


私のブログではアプリの機能を解説するときに、スクリーンショットをたくさん使用します。そのとき、ボタンなどスクリーンショットの一部を切り抜き、拡大して見せることがよくあります。
画像の切り抜きができるWorkflow「Crop Image」は、他のアプリを開く一手間を短縮してくれます。

WordPressに画像と記事を投稿する


Wordpress投稿用のWorkflowもライブラリに公開されています。
画像をアップロードしてタグを挿入する『Upload image to WordPress V2」と、記事をポストする「Post Markdown to WordPress」をインストールします。この2つは事前にモジュールをインストールしておく必要があります。
この2つのWorkflowがあれば、Editorialも立派なWordpress専用エディタに変身します。

※モジュールのインストールには以下の記事を参考にしてください。

How To import modules with Pipista into Editorial iOS app – JackenHack

プレビュー用にカスタムCSSを用意


編集中の記事のプレビューを実際のブログでの表示に近づけるために、カスタムCSSを登録します。
Editorialでは画面を右から左へさっとスワイプすれば、素早くプレビューを表示できます。

またサイドバーにプレビューするなど、いくつかの特殊なプレビュー向けWorkflowも手に入ります。

リンクはブラウザとRSSから取得


Pocket やInstapaperなど情報収集に使っているWebサービスも、Workflowや内臓ブラウザから呼び出してリンクを作成します。私の場合はPocketをメインで使うために、以下のRSS呼び出せるWorkflowを入れました。
簡易なRSSリーダーとしても活用できます。


Editorialは敷居は高いものの、一旦ツールを揃えてしまえばブログ更新が捗ります。Pythonの知識がなくても充分活用できます。欠点としては日本語での編集中にアプリが落ちたり、アップデートもあまり頻繁には無いことです。

それでもその欠点を補えるくらいEditorialで構築できる環境は魅力的。最近は新しいWorkflowが追加されなくてちょっと寂しい状況ですが、すごーく優れたアプリなのでユーザーが増えてもっと盛り上がって欲しいと思います。

Editorial(1.1.1)
カテゴリ: 仕事効率化
価格 : ¥700
開発 : omz:software

最後に、iOSのWordpress投稿環境ならPressSync Proだ、という人の方が多いはずです。けれど私の環境ではどうしてもログインに失敗してしまい、Editorialはいくつもアプリを試して、彷徨った末に辿り着いた楽園なのです。

私と同じような境遇の人にもお勧めしたいアプリです。

 

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