FiftyThreeのスケッチアプリ「Paper」が2.5.1にバージョンアップ。新しいツールが追加されました。ダイアグラムをきれいに描くための3つのツールがセットになった「Think Kit」があれば、プレゼン資料作りやブログなどで使う画像にも大活躍します。
ダイアグラムもきれいに描ける「Think Kit」が登場
過去のスケッチ向けの機能強化とは違って、きれいな図形を素早く描ける「Think Kit」が追加されました。主にプレゼンテーション向けの素材を作ったり、ビジネス用途で活用できる機能が用意されています。
↑上の画像のスケッチもすべてフリーハンドで描いています。
「Think Kit」には「Diagram」「塗りつぶし」「Cut」の3種類のツールがあります。
基本のスケッチツールに切り替えるには、右から左へスワイプします。
スマートシェイプが面白い「Diagram」
まずツールの左端「Diagram」のペンは、書いた線を図形に整えてくれる機能「スマートシェイプ」があります。
四角形を書きたいときであれば、書き始めまで線を書いて閉じると自動的にきれいな四角形に変換してくれます。
塗りつぶし色は選択している色を薄くしたものになります。(後から塗りつぶしツールで変更できます)
ダイアグラムもフリーハンドでサクッと書けます。
補正された図形はタップ長押しすると移動できます。
図形以外にも直線や矢印も書けます。
ダイアグラムを作成するときにかなり便利ですね。
グラフも一発で描ける「塗りつぶし」
塗りつぶしツールを選択すると、始点から終点までを直線で囲んだまま図形を描くことができます。
図形の中をタップすれば、図形内を塗り替えることができます。
移動も複製も自由自在の「Cut」
はさみのアイコンの「Cut」ツールを使えば、好きな箇所を選択して移動や複製ができます。
選択範囲は指で囲んで(点線で表示)選びます。
複製するには選択中に別の場所をタップすると、スタンプのようにコピーされていきます。
「Think Kit」はスケッチで使っても楽しいツール
「Think Kit」のみで見ると図形を作るためのツールですが、応用すればスケッチの幅が広がります。
塗りつぶしツールの質感も良いのでイラスト作りにおすすめです。
▼その他の使い方は以下の記事でまとめています。
iPadでお絵かき「これだけ覚えておけば大丈夫。Paper by FiftyThreeの基本的な使い方まとめ」 – iPad Creator
コメント