iPadで手書きアニメーションが簡単に作れるアプリ「Folioscope」をご紹介します。ドットが粗いグラフィック、がレトロ感があっていい味わいになっています。
シンプルながら本格的なアニメーションが作れる機能を備えています。
シンプルなツールで楽しく手書きアニメーション作成
数分でサクッとアニメーションを作ってシェアした人におすすめのアプリです。使えるツールは絞られていますが、作りやすさはピカイチです。
こちらが編集画面。右側に描画ツールのボタンが配置されています。さらに画面下にはフレームを追加したり、編集するツールが並んでいます。右下のボタンで2枚のレイヤーをスイッチできます。
フレームを追加しながら1コマづつ描いていき、再生してアニメーションを確認するという作業を繰り返して製作します。
オニオンスキンやクリップボードの管理機能など意外に本格的なツールが使える
見た目はパラパラマンガを作るくらいの簡単なアプリに見えますが、実は結構本格的な機能を備えています。
アニメーション作成アプリでは定番の前のコマを透かして表示する「オニオンスキン」や、コピーした絵をクリップボードに複数保存しておいていつでもペーストできる機能が非常に便利です。
これらの機能のおかげで、初めてアニメーション作成アプリを使うような人でも効率的にフレームを作成できます。
ドットのトーンを使って中間色を表示
ペンと消しゴム以外にも、描画ツールとしてドットのトーンを使うことができます。使える色は6色だけですが、ディザリング・ハッチングの5種類のトーンを使って、中間色を出すことができます。
レイヤー機能やトーンでの色塗りなど、凝ったこともできますが、まずは線画のみで作ってコツをつかむとよいでしょう。
線画だけなら本当に数分で作れます。
作ったアニメーションの出力はGIFかmp4動画形式
テスト投稿 pic.twitter.com/UyBRMpqPZP
— Necojita (@necojita) 2016年7月11日
アニメーションが完成したらアプリの制作サイトに投稿するか、GIF形式やmp4動画で出力できます。
最近はTwitterもGIFアニメ表示に対応しているので、友人に公開して楽しめます。
アプリは起動時などにたまに広告がひょうじされますが、すべてのツールを無料で使えます。ぜひダウンロードして遊んでみてください。
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