すでにメーカー公式のInstagramなどで公開されているように、iPadのペイントアプリ「Procreate」の次期メジャーアップデートが2017年秋にリリースされます。
バージョンは4.0になる(現在は3.2.4)模様です。
最新のグラフィックAPIに対応することで4倍高速に。改良されたぼかしツールなどが追加される予定です。
描画エンジンを最新の「Metal」ベースに変更
現行の描画エンジンは「OpenGL」というグラフィックAPIをベースにしていました。
次期バージョンでは最新の「Metal」をベースにしたものに変更され、以前の4倍高速になるらしいです。
今でも充分に高速な描画を実現していると思うのですが、大きなブラシを使用したり、重い作業で動作速度に違いが出てくるのかもしれません。
ぼかしツールの混色をより洗練されたものに
現在の「ぼかしツール」はよりリアルな色の混ざり具合をシュミレートするようになり、油絵のような表現もできるようになります。
ぼかし具合が調整されるのか、より混色が便利になるのか、厚塗りをする人には嬉しいアップデートになりそうです。
Procreate 4.0はiOS11に合わせてリリースされる?
今回発表されたアップデートは今年の秋にリリースとなっていますが、iOS11も秋に正式リリース予定なので、その頃に合わせて登場するのかもしれません。
当然、iOS11での新機能である「ファイル」アプリ対応や、アプリ間でのドラッグ&ドロップによるファイル操作も可能になるでしょう。
ちなみにiOS11はiPad Air以降のモデルが対象となります。
iOS11の対象外となるiPad4では、Procreate4.0アップデートに対応しない可能性が高そうです。
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