ペンタブレットメーカーのワコムから、iPadやiPhoneなどのタッチスクリーンに対応するタッチペンの新モデルが発売開始されています。
毎年改良されてきている製品ラインアップですが、今年の新モデルではペン先を回転させて収納できるデザインが採用されています。
ワコムの2016年発売の第4世代タッチペン
Bamboo Solo
ペン先には感度の良い電動繊維を使用、滑りが良く画面を傷つける心配がありません。もっとも凡庸性の高いモデルであり迷ったらひとまず選択してもよいでしょう。
ペン先をくるっとひねることで収納できるため、そのままポケットに入れて持ち歩くのも便利です。
Bamboo Duo
Bamboo Soloの後ろ側にボールペンを追加したモデルです。普段はボールペンで紙に書き、iPadでは細かい操作やPDFのマーキングに使うなど、アナログとデジタルのハイブリッド環境に対応します。
Bamboo Omni
Bamboo Omniはペン先1.9mmの極細タイプ。アクティブ方式でペン先が細くても感度が良く、過去にリリースされているBamboo StylusモデルのBluetooth接続や筆圧感知などの機能を排したシンプルに使えるスタイラスペンです。
こちらの製品はUSB接続で充電して最大18時間の利用が可能です。本体を回転させるとペン先が出てくると同時に電源スイッチも入ります。
- Bamboo Omni ホワイト (11月発売予定)
- Bamboo Omni ブラック (11月発売予定)
多くのモバイル端末で使用可能
タッチペンは構造がシンプルであり、そのぶん静電容量方式のタッチパネルであれば、ほとんどの端末で使用できます。
対応機種 (Bamoboo Solo & Duo)
タッチ機能を備えたタブレット端末、タブレットパソコンおよびスマートフォンに対応
iPad mini 1以降 iPad 1以降 iPad Air以降 iPhone 4s以降 iPod Touch4以降 iPod nano
Androidデバイス
Amazon Kindle Fire
Fujitsu Arrows Tab (QH77)
Microsoft Surface 2
Nexus 5と7
Nokia Lumia
Samsung Galaxy S4,S5 Samsung Galaxy Tab 10.1
今後ワコムからiPad向けBluetoothスタイラスペンは出ない?
昨年まではBluetooth接続式で、筆圧感知・サイドボタンのあるクリエイター向けの製品がリリースされていましたが、今年はいまのところ発表されていません。
Apple Pencilが発売されたことで、ワコムはiPad向けの高機能なスタイラスペンよりも手軽に使えるタッチペンに注力していく可能性はあります。
Adonit社のスタイラスペン・タッチペンは以下のページでまとめています。
iPad Airなどで使える高機能なスタイラスペンは以下の製品がおすすめです。
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