多くの人が待っていたSmart Keyboard日本語(JIS)キーボードがようやくリリースされました。残念ながら9.7インチモデル向けにはリリースされておらず、日本語キーボードが欲しい場合は10.5インチ向けの製品を買うしかありません。
この製品は9.7インチiPad Proでも使用可能です。
iPad Proを置くだけですぐ使えるSmart Keyboard
iPad ProのSmart Connecotに接続すればすぐに使えるApple「Smart Keyboard」が発売されました。
イベント発表時に注文した人には届き始めているのではないでしょうか。
私は12.9インチiPad ProでもSmart Keyboardを使っています。
今回10.5インチモデルを購入するのに合わせて、日本語(JIS)対応版が出たということで即注文しました。
パッケージの背面です。
iPad Pro (10.5-inch) Smart Keyboardの表記が見られます。今回は日本語以外の言語に対応したバージョンがいくつか販売されているようです。
パッケージ内にはSmart Keyboard本体と、簡易な説明書が入っているのみです。
キーボードは防水性のある生地で覆われていて、汚れには強いと思います。薄いわりには充分な打鍵感はありますが、パスパスっとした軽い感じが苦手な人もいるでしょう。
個人的には音も静かで気に入っています。
1、2年ほど使い込むと表面がややテカってくるので、耐久性はそこそこといった感じです。使用には問題ありませんが、表面が布製なので仕方がないかもしれませんね。
9.7インチiPad Proを付けて見たところです。
10.5インチモデルとはサイズに大きな違いがないため、予想以上に違和感がありませんね。
左右(iPadの縦方向)1cm程度余っています。
キーボードを閉じてみてもやはり大きなサイズ差はありませんね。
しかし閉じたときに自動でオートスリープする機能は動作していないようです。
キーボードをiOS標準に設定する
このキーボードを使うにはいくつか注意しておくべき点があります。
まずSmart Keyboardで「かな」「英数」を切り替えるためには、キーボードをiOS標準のものにしておく必要があります。
普段サードパーティー製のキーボードを使っている方は、切り替えを忘れずに。
キーボードの切り替えは、地球儀のマークのボタンで行います。
キーの位置が一部ずれている問題
このSmart Keyboardは、9.7インチiPad Proで使用するとキー配列と入力がずれている部分があり、おそらく今後のアップデートで修正が入るか、10.5インチモデルでは対応しているものと思われます。(検証は最新のiOS10.3.2で行なっています)
具体的には、「@」は数字の2に当てられていたり「( )」の位置が1つ右にずれていたりします。
キーのずれを覚えてしまえばそのままでも使用できますが、買ってすぐ使いたい人は充分に留意しておくべきでしょう。
以上、製品レビューでした。
来週は到着予定の10.5インチiPad Proで使い倒したいと思います。
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