Twitterで唐揚げブラシで凄い絵を描いておられる方がいたので、実際に試してみたくてiPadでも使えるブラシを作ってみました。使用する唐揚げはローソンで購入。
iPadで使用するアプリは、ブラシのカスタマイズ機能が豊富なProcreateです。
唐揚げで何でも描ける?iPadでも唐揚げブラシ
唐揚げの写真をうまくコラージュしたり、Photoshopのブラシにして描くと煙や岩などを再現できる!という、ある意味腕が試される「唐揚げブラシ」をiPad向けに作る試みです。
唐揚げブラシの作り方
まずは素材となる唐揚げの選択から。ローソンでいつも売っている「からあげクン」を使おうと買いに行ってみたら、思っていたより整った形をしていたのでゴツゴツ感が足りないと判断し却下。
ふとその隣を見ると、1個50円くらいの「鶏からしょうゆ」が素晴らしい唐揚げブラシ感だったので、いくつか購入して帰宅。撮影したものをiPadで加工していきます。
鶏からしょうゆ|マチのおかず屋さん|商品・おトク情報|ローソン
まずはPixelmatorで写真を読み込んで、輪郭を切り抜きます。
選択ツールを使って、自動選択モードで唐揚げ以外の部分を選択 → 選択範囲を削除したら、明るさを調整していきます。
ブラシにする際にはゴツゴツした表面の感じがたいせつなので、陰影がくっきり出るまで調整します。見やすいように白黒フィルターを加えてから行うといいですね。
唐揚げ素材をProcreateブラシに登録する
お絵かきアプリのProcreateを起動したら、ブラシツールの詳細設定パネルを開きます。
[参照元]タブの切り替えて、シェイプソースをタップ。iPadのアルバムに保存しておいた唐揚げ画像を読み込みます。画像は自動的に正方形に修正されます。形が気になる場合は事前に画像を修正して、正方形の画像に整えておくといいでしょう。
充分にゴツゴツした素材感があるので、グレインソースは真っ白で何もない画像をアプリ内の素材から選択しました。
さらに[ストローク]タブでストロークの感覚を広めに、ジッターもやや強めに加えて完成です。ブラシサイズによっても使用感が異なるので、後はお好みでカスタマイズしていただければと思います。
実際に唐揚げブラシを使ってみたら…
この唐揚げブラシは背景色を置いてから描くほうが使いやすいです。
まずは背景の色をグレーに変更し、その上から黒で唐揚げブラシで適当に煙を描きます。
次にColorDropで煙以外のところを塗りつぶし。
煙以外の部分を選択して、上にレイヤーを作成。レイヤーのブレンドモードを変更してから、上から炎を感じさせる色で部分的に塗ります。ここでも唐揚げブラシ使用。
煙の下に火山を描きます。火山は塗りやすいブラシを使いますが、所々に唐揚げブラシでアクセントを加えます。白い煙も加えてProcreateでの作業は完成。
最後は再びPixelmatorで調整して、ライトリークのフィルターを重ねて出来上がり。
KARAAGE PAINTING!!
結局、唐揚げブラシ以外のツールも使っていますが、割と実用的かも?という印象です。使用する唐揚げによっても、使用感がかなり変わると思います。
以下にダウンロード用のファイルを用意しました。
ぜひお試しで使ってみてください。
唐揚げブラシのダウンロード
Procreateのブラシ形式のファイルを配布しています。ダウンロードしてから、Procreateで読み込めばすぐに使えます。少しブラシサイズを大きめにしてお使いください。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
ちなみに今回使用した唐揚げは美味しくいただきました。
今回使用したiPadアプリ
Procreate(2.2)
カテゴリ: エンターテインメント, 写真/ビデオ
価格 : ¥600
開発 : Savage Interactive Pty Ltd
Pixelmator(1.0.2)
カテゴリ: 写真/ビデオ, 仕事効率化
価格 : ¥1,000
開発 : Pixelmator Team
コメント