定番のiPad手書きノートアプリGoodNotesに新バージョン「GoodNotes 5」がリリース。筆ペンやフォルダシステムなど新機能追加で大きく進化

定番のiPad手書きノートアプリGoodNotesに新バージョン「GoodNotes5」がリリース

GoodNotesは定番のiPad手書きノートアプリです。このたびリリースされた「GoodNotes 5」はその最新バージョン。インターフェースが刷新され新しい筆記ツール筆ペンが加わるなど手書きメモが便利で楽しくなる機能が加えられました。尚、前バージョンのアプリ「GoodNotes4」を購入済みの人は改めて購入が必要ですが、アップグレード版を選ぶと無料または大幅な値引き価格で購入できます。この点も詳しく解説します。

新機能の追加やインターフェースの改善が行われた新生GoodNotesアプリ

新機能追加やインターフェースの改善が行われた新生GoodNotesリリース

「GoodNotes 5」には全バージョンのユーザーから要望の多かった機能が多数追加されています。今までの使いやすい手書きノートやPDF注釈入れの機能はそのままに、新しく便利な機能が多数追加されています。

以下、新機能のリストです。

GoodNotes 5の新機能

  • 新しいフォルダシステム:フォルダとサブフォルダを無制限レベルで作成できます
  • すべての書類のテキストと手書きをすべて検索
  • フレキシブルなスクロール方向:横向きでも縦向きでもスクロール
  • よく使う項目の表示:重要なページ、書類、またはフォルダにショートカット
  • クイックノート:タップ1つでメモを作成
  • サムネールの代わりにリストとして書類を表示するオプションを追加
  • インクのアルゴリズムを改良:より正確で自然なライティング体験
  • 新しいペンスタイル:アーティスティックなスケッチやメモのためにブラシペンを追加
  • シェイプツールを改良:シェイプをカラーで塗りつぶしたり、直線をかくのも簡単に
  • ツールバーを再構築:すべてのツールと設定にもっとスピーディにアクセスできます
  • 手書きを回転:なげなわツールを使って手書きとスケッチを回転できます
  • リッチテキスト編集を向上、フォントをさらに追加:さまざまなカラー、フォントサイズ、スタイルを1つのテキストボックスで使用できます
  • イメージのサイズ変更が柔軟になりました
  • よりスマートな消しゴム:ハイライトしたストロークのみを消すオプションを追加
  • 表紙と用紙テンプレートを追加
  • フレッシュでモダンなデザイン。安定性とパフォーマンスを向上。その他さまざまな改良。

フォルダ作成やノートのリスト表示などノートを見やすく整理できる機能は個人的にも嬉しいところです。ツールバーの表示方法が変わってやや縦の描画領域は狭くなっています。この点は好みが分かれるでしょう。

「GoodNotes4」を購入済みの人はアップグレード版を購入しよう

「GoodNotes4」を購入済みの人はアップグレード版を購入しよう

GoodNotesは定番の手書きノートアプリです。すでに旧版を購入している人も多いでしょう。今回の新バージョン「GoodNotes 5」を購入する場合、そのまま購入すると960円となりますが「GoodNotes 4」ユーザー対象の「アップグレードバンドル」を購入すれば無料もしくは半額近い460円で手に入れることができます。

「アップグレードバンドル」が無料ダウンロードになるかは、「GoodNotes 4」をフルプライスで購入していたかどうかで変わってきます。もし割引価格(値上げ前の価格)で購入していた場合には460円になるようです。(私の場合は460円でした。)

アプリ購入のための支払う額の上限がフルプライスで960円に設定されいるということでしょう。
もし「アップグレード」ではなく「GoodNotes 5」を買ってしまっていた場合は、Appleで返金処理を申請する必要があります。

※価格についてご不明なところがある方は開発元にお問い合わせください。

GoodNotes5アプリ画像
GoodNotes 5アップグレードバンドル (5.0.1)
デベロッパー:Time Base Technology Limited
価格:無料〜960円 (2019/01/17)
互換性:iOS12以降 iPhone/iPad対応
GoodNotes5アプリ画像
GoodNotes 5 (5.0.1)
デベロッパー:Time Base Technology Limited
価格:960円 (2019/01/17)
互換性:iOS12以降 iPhone/iPad対応

新しい描画ツールバーと3つの筆記ツール

新しい描画ツールバーと3つの筆記ツール

描画用のペンやマーカーなどが並んだツールバーが1列に大きく表示されるようになり、今までは2〜3タップしないと変更できなかったペンの太さや色を素早く1タップで切り替えできるようになりました。

また筆記ツールには「万年筆」「ボールペン」に加えて「筆ペン」が追加されています。

 

新しい描画ツールバーと3つの筆記ツール

3種類の筆記ツールをそれぞれ試し書きしてみました。

「万年筆」「ボールペン」は以前の変わらない書きやすさ。新しい「筆ペン」は筆圧に加えて素早く書いたときにペンの太さが大きくなるため勢いのある線が引けます。
ただし細かな文字を書いたりするときには、ペンサイズをコントロールが難しいかもしれません。

 

新しい描画ツールバー

ペンの太さや色を変更するボタンはツールバーに3個ずつ表示しておけます。それぞれアイコンを2回タップすると好みの設定に変更可能です。

ペンの太さはデフォルトで0.3mm、0.9mm、1.5mmとなっており、0.1mm〜2.0mmの範囲で変更できます。

 

ペンは万年筆、ボールペン、筆ペンの切り替えができます。スタイラス & パームリジェクションの設定はApple Pencil使用時には変更する必要はありません。

消しゴムには蛍光ペンのみ消去など便利な設定があります。蛍光ペンのみ消去をONにすればペンで書いた文字はそのままに蛍光ペンで塗ったところだけを訂正できます。

蛍光ペンでは標準では直線で描くがONになっています。アウトラインを引くときに便利ですが自由に塗りたいときにはOFFにするとよいでしょう。

 

「シェイプツール(図形を描くペン)」では図形の中を塗りつぶせる塗りつぶしのカラーに加えて、他のストロークと繋げるをONにしておけば直線の端をきれいにフィットさせることもできます。

「なげなわツール」はページ内の手書き文字や画像などを選択、移動や削除ができるツールです。設定では手書き、イメージ、テキストボックスを選択に含めるかどうか選べます。

最後に「テキストツール」の設定項目です。右端に表示されている刷毛のアイコンをタップします。テキストの表示スタイルとして文字サイズや色合いなど調整できます。

 

新しい描画ツールバーと3つの筆記ツール

カラーは表示されている3色以外にもプリセットとして好きなだけ追加できます。パネルの右上にある「編集」ボタンをタップすると登録できます。

 

新しい描画ツールバーと3つの筆記ツール

「カスタム」ではカラーを今まで通りグラデーションから選ぶことも、カラーホイールから選ぶこともできるようになりました。カラーコードでの入力に馴染みがない人でも直感的に色を選択できるでしょう。

 フォルダシステムやリスト表示でノートの管理機能が大幅に強化

フォルダシステムやリスト表示でノートの管理機能が大幅に強化

ノートの管理機能には2つ大きな機能追加がありました。

1つ目はノートのリスト表示モードの追加です。今まではサムネイルで1つ1つのノートを大きく表示していましたが、この方式では表紙が見やすい代わりにノートの数が増えてくると目的のノートを探し出すのに苦労します。

一方、新しいリスト表示ではサムネイルは小さく、上下に目を通していけばいいのでノートを見つけやすくなっています。

 

フォルダシステムやリスト表示でノートの管理機能が大幅に強化

ノートを分けて管理するにはカテゴリを使う必要がありましたが、このバージョンからはわかりやすくフォルダが使用できます。

リスト表示と組み合わせて使えばPCらしい方法でノートを管理できます。

 

フォルダシステムやリスト表示でノートの管理機能が大幅に強化

作成したフォルダにノートを入れたいときは、ノートをフォルダにドラッグするかノートを選択してから移動を行います。ノートを複数選択したいときは、右上にあるチェックマークのアイコンをタップします。

設定を変更して自分好みの使用環境を作る

設定で好みの使用環境を作る

アプリの使用環境を変更するには、右上にある歯車のアイコンをタップします。

設定画面ではいくつかの操作や表示方法を変更できますが、中でもステータスバー(時刻やバッテリーが表示された部分)表示やスクロール方向が選択できるようになっているのは大きな変化ですね。

変更できるインターフェース

  • ステータスバーの表示 ON/OFF
  • タブバーの表示 ON/OFF
  • ページのスクロール方向 縦/横
  • ツールバーの位置 上/下

 

設定で好みの使用環境を作る

縦方向にスクロールを選択するとページを移動するとき縦向きにスクロールして表示できるようになります。長文を書くときや授業や会議など複数ページにまたがって文章を書くときには繋がりがわかりやすくなるでしょう。

同じく人気の手書きノートアプリ「Notability」のようにも使えるようになりました。

↓iPad向け手書きメモアプリをまとめて紹介しています。

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多数の改良が加えられた新GoodNotesをおすすめします!

多数の改良が加えられた新GoodNotesをおすすめします!

以上紹介した新機能の他にも、GoodNotesアプリは手書き文字をテキストに変換したり手書き文字の検索にも対応します。ページ内に画像とテキストの配置もできて、図形をオートシェイプで描く機能も優れています。

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旧バージョンのアプリから乗り換えが必要か?と問われると筆記ツールについては困らないかもしれませんが、ノート管理機能はかなり便利になっているので今まで多数のノートを作成してきた人なら買い換えてもいいのではないかと思います。
「GoodNotes 4」からのデータ移行はアプリ内ですぐに行えます。iCloudでの同期もスムーズでした。

GoodNotes 5にない機能 & 注意点

  • Dropboxなどクラウドへの自動バックアップ
  • Apple Pencilの筆圧オフ選択
  • iOS12以降に対応
  • WacomやAdonitのBluetoothスタイラス未対応

手書きノートでもPDFの管理が多い人には特におすすめのアプリです。
新バージョンがリリースされたこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

GoodNotes 5
GoodNotes 5 (5.0.2)
デベロッパー:Time Base Technology Limited
価格:960円 (2019/01/18)
互換性:iOS12以降 iPhone/iPad対応

GoodNotes 5

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コメント

  1. 匿名 より:

    自分の場合は4を120円の時に買ったっぽかったのでバンドル840円でした。

    • Necojita より:

      貴重な情報ありがとうございますっ!
      120円のときもあったんですね。かなり安い。

      0円〜840円まで範囲があるということで記事も修正いたします。