「Duet Display」がApple Pencilに対応!MacとWinsdowsを液晶ペンタブレットにできるアプリに進化


サブディスプレイアプリとしてリリースされていた「Duet Display」が遂にApple Pencilに対応するサービスを開始しました。最新バージョンにアップデートしてから「Duet Pro」に申し込めば、筆圧感知や傾きに対応したペイントソフトをiPad Proで操作できます。

Apple Pencil対応の「Duet Pro」に申し込む


今回のアップデートにはApple Pencilに対応する新機能が含まれていますが、利用するには年間2,400円のサブスクリプションに申し込む必要があります。
申し込むには、まずアプリを起動したときに表示されるボタンをタップ。


その後に「App内課金の確認」が表示されますので、このまま「購入する」を選びます。iPad Proでの設定はこれで完了です。

この後、MacとWindowsそれぞれに最新のDuet Displayアプリ(無料)をインストールしましょう。

↓こちらから最新版をダウンロードできます。
Duet Display Support

以下、MacとWindowsそれぞれにインストールして試して見ました。

WindowsでDuet Pro試す


まずダウンロードしたDuet Displayを起動します。
起動したときに表示されるウィンドウで画面表示設定を行えます。最適な状態で確認したいのでフレームレート「60FPS」、パフォーマンス「High Power」、解像度「1024×768」のデフォルト設定のまま使用します。


まずは「CLIP STUDIO PAINT」を試して見ました。ですが筆圧に対応していないようで、全く使い物にならない…。と思ったら、設定を「Wintab」にしてしまっていたのが悪かったようです。(情報提供してくださった方ありがとうございます!)


環境設定を開いて「タブレット」→「使用するタブレットサービス」で「TabletPC」にチェック。


気を取り直して、再度「CLIP STUDIO PAINT」にチャンレンジ。今度は筆圧もしっかり対応しています!結構気持ちよく描けますが、やはり素早く動かすとストロークがついてきません。描けなくはないのですが、もう少し追従性が高くならないと本格的には使えないかもしれませんね。
ちなみに2本指でのズームなどは非対応で、指でもキャンバスに反応します。


環境設定では筆圧を調整することもできました。試したiPad Proの画面サイズが9.7インチだったのでちょっと狭い感じですが、12.9インチだともう少し使いやすくなる気がします。


次に「メディバンペイント」で試し書き。こちらは筆圧に対応しているようですが、ペンの入りがうまく効かないようでストロークの先端に黒い点が出てしまいます。これは環境設定などではどうしようもないみたいです。
iPad版の「メディバンペイントが」あるので、無理に使う必要もないかもしれませんが、アプリの調整がすすめば解決されそうですね。


まだ正式版ではありませんが「Sai2」でも試してみました。こちらも筆圧感知には対応していますが、ストロークが繋がってしまう不具合があり、まともに描けない状態でした。

「メディバンペイント」「Sai2」で見られる不具合は、「Astropad」がリリースされてすぐのときに見られたのと似ていますので、おそらくアプリ側で解決できる範囲内の不具合だと思います。

結論としては「CLIP STUDIO」が1番実用度は高い、それでもレスポンスは良くないという結果でした。

 

↓次のページではMacでの使用感をレビューします。

コメント

  1. 匿名 より:

    ウィンドウズではsai2が、最も軽くて、液タブ特有の筆圧感知エラーの書き始めの黒ダマも出ないソフトなので、できればsai2の使用感レビューもお願いしたいです

  2. かつ より:

    横レス失礼致します。clip studioですが、どうも環境設定のタブレット→タブレットpcにしないと筆圧が効かないようです。※どうもwin tabと相性が悪いようですね。ご参考になれば幸いです。

  3. 774 より:

    よろしかったら、PCとMacのCPUスペックを教えてください!

    • Necojita より:

      MacBook ProもWindowsノートも古いです!
      2012年くらいに購入したかな…。また確認しておきます。