iPadを代表する画像編集アプリ「Pixelmator」がメジャーバージョンアップ。今回はイラスト作成に生かせる水彩ブラシの追加、タップ長押しで起動するカラーピッカーなどが追加されています。
さらにペインティングエンジンの改良により描画処理が約2倍高速に。お絵かき専門のアプリに並ぶほどの性能になったと言えます。
にじみが美しい水彩ブラシを12種類追加
今回のアップデートでは一気にペイント機能が充実しました。
新しく追加された「水彩ブラシ」は12種類。それぞれのブラシには形状の違いや混色に差があり、他のブラシとの組み合わせで、さらに深みのある表現が可能になりました。
実際に水彩ブラシを試してみると、Paper by FiftyThreeやTayasui Sketchesの水彩に近いニュアンスだと思います。
描画速度もサクサクで気持ちよく描けます。レイヤーの管理機能や画像調整が充実している
ペイントツールの配置が大きく変更されていた
操作面の改善にも注目すべきところがあります。
ブラシと消しゴムの切り替えがワンタップでできるようになり、レイヤーを多用したイラスト作りが手軽に行えます。
カラーピッカーはタップ長押しでも起動するようになりました。
カラーパネルでは、選択色のプレビュー欄を右方向にスワイプすれば過去に使用した色が5つまで表示されます。
AdonitのBluetoothスタイラスペンにも対応しています。
以前より使用できていたWacom Intuos CS2と比較すると、Jot Tocuh PPの方が滑らかに描ける気がします。残念ながらパームリジェクションには非対応。
レイヤーを含むPhotoshop形式のファイルも開ける
Photoshop形式のファイルへの対応もより充実。16-bit RGB、CMYK、グレースケールのファイルや、レイヤーマスクを含むファイルも開けるようになったようです。
iCloud Driveを使ってデスクトップ版Pixelmatorとファイルをやりとりしたり、メールで送られてきたPSD形式の添付ファイルを開くのにも便利です。
Pixelmator(1.1)
カテゴリ: 写真/ビデオ, 仕事効率化
価格 : ¥1,000
開発 : Pixelmator Team
Pixelmator for iPadの使い方解説 | レイヤー編集機能など知っておくべき基本的な操作方法まとめ | iPad Creator
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